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    第1章(5)

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      JUGEMテーマ:読書

      この記事は読んでいる英語の本についての自分のためのメモと
      感想です。

      33ページまで読みました。6歳の少年アレキサンダーは父フィリッポ
      スが軍事訓練でいないためペルシャから来た使者を接待します。椅子
      に座った時足が床に届かないほど小さな子供が軍隊について大人顔
      負けの質問をするので使者達は驚きます。

      その後王宮の庭で犬の訓練をしていたアレキサンダーのところにもど
      ってきたフィリッポスが近づき使者達とどのような話をしたか聞きます。
      そして父は息子に祖先で同じ名前を持つアレクサンドロス王子のエピ
      ソードを話します。

      そのエピソードはヘロドトスの「歴史」にも書かれています。ペルシャ王
      クセルクセスはギリシャに攻めて来る前にそれまでに支配した国に使者
      を送り忠誠を確かめます。マケドニアには7人の使者が来ました。当時
      の王アミュンタスは強力な軍隊を持っていなかったため、使者達の言い
      なりになるしかありません。彼らは王族の女性に接待させろと要求してき
      ます。屈辱を感じながらもアミュンタスはベールをつけた王族の女性を
      使者達のそばに行かせ宴会の相手をさせますが、これを見ていた王子
      アレクサンドロスは激怒します。彼は父アミュンタスを下がらせ、使者達
      に向かってにこやかな顔で「彼女達は急いで来ました。このままでは十分
      なもてなしができないので、浴室に行って着替え装飾品をつけてくること
      をお許しください」と言って部屋を出させ、代わりに自分のボディーガード
      の若者から髭の生えていない7人を選んで女の衣装を着せ、顔をベール
      で隠して使者達のそばに行かせます。王子の合図で若者はいっせいに
      隠しもっていた短剣を取り出して使者達を殺し、さらに部屋を閉めて従者
      達も皆殺しにします。そうすれば途中で山賊に襲われたと言い逃れができ
      るからです。遺体はすべて森の中に埋められ王子アレクサンドロスはこう
      いいます。「お前達は土と水を求めて来た。好きなだけ土を取るがいい」

      自分と同じ名前で祖先でもある若い王子の活躍にアレキサンダーは目を
      輝かして喜びます。でもその後父が王になった時アレクサンドロスはペルシャ
      側について戦い、ただプラタイナの戦いの前にこっそり陣営を抜け出して
      ギリシャ人に情報を伝えたと言うのでがっかりします。自分だったら戦って
      いたのに・・・父は息子にペルシャに勝つためにはギリシャ側は1人の指揮官
      のもとにまとまらなければならないと告げます。それができたのはシラクサの
      ディオニュソスだったのに彼は自分の領土で満足してしまい、その息子は
      愚かであった・・・・

      ヘロドトスの「歴史」でのアレクサンドロス王子のエピソードは私も読んでわく
      わくしました。だからアレキサンダーもさぞこの話を喜んだであろうと・・・・
      その当時マケドニアの城はアイガイだけにあり、そこは山に囲まれた場所
      です(今はヴェルギナの遺跡として公開され、王家の墳墓がそっくり博物館
      になっている)それに比べてペラは平らな広い場所にあります。儀式をしたり
      墓を作るにはアイガイがいいけど、たくさんの歩兵や騎兵の訓練をするには
      広い土地のあるペラの方が便利だと思いました。
       
      ステラ * 洋書 * 16:16 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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