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    The prince of mist (3)

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      JUGEMテーマ:読書

      「The prince of mist」 最後まで読み終わりました。巻末の
      対談のところを見るとこの本がスペインで出版されたのは1993年
      約20年前です。幸か不幸か日本語訳されてないので英語版の
      ものを購入してこの夏読んだわけですが、深い感動がありました。

      この先少しネタバレがあります。

      最後の方は嵐の海で復活した難破船とともに現われた「霧の王子」
      と呼ばれる魔術師との対決、息もつかせぬ展開が続き、かなりの
      スピードで読めました。

      「霧の王子」王子と呼ぶには年齢不詳の不気味な魔術師ですが(笑)
      ピエロや天使の彫像、海の化け物の姿をしたりもしてかなり不気味
      です。そしてサフォン氏の他の作品にも出てくる長い鉤爪、悪魔のよ
      うです。

      愛する人の面影を持つ血のつながらない息子(孫と言っている)を
      育てる老人の深い愛情、愛する人と友人を救うために自分の命を
      差し出す少年、死んだと思われた人物が違った形で生きていたなど
      「風の影」「天使のゲーム」にも出てくる主題がちりばめられていて、
      この作品は作者の処女作だけでなく原点でもあると感じました。少年
      向きに書かれているので、残酷な描写や大人の恋愛はなくさらっと
      読めるのですが、深い余韻が残る作品です。

      英語に関してはきっちり訳したり単語ノートを作って整理したわけで
      はなく、本に直接意味を書き、最後の方は多少あいまいな単語があ
      っても大体わかれば調べずにどんどん読んでいくという方法をとり
      ました。少年向きの本でわかりやすい英語で書かれているのですが
      とにかく1冊読み終えたということで自信もつき、次に「天の囚人」も
      読み進められるような気がしました。それだけでなく、いずれスペイン
      語を習ったら、今度はスペイン語版を手に入れて読んでみようとさえ
      思いました。

      「風の影」では1冊の本が主人公の少年の運命を大きく変えますが、
      この本もまた、スリルがあっておもしろかった、感動したというだけで
      なく、スペイン語を習って原語で読んでみたい、作者に会いたいと思
      わせ、人生が変わるかもしれない特別な1冊となりました。
       
      ステラ * 洋書 * 09:08 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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