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    4月23日

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      JUGEMテーマ:アート・デザイン

      今日4月23日は画家ジョセフ・ウィリアム・マロード
      ターナーの誕生日です。私がターナーの絵に出会ったの
      は2年前の秋、巨匠たちの英国水彩画展でした。それま
      で美術展に行くことはよくあってもその画家の生涯がド
      ラマチックで興味を持った(カラヴァッジョ、ゴッホな
      ど)肖像画で描かれている歴史上の人物をよく知ってい
      た(ハプスブルク家展など)という場合がほとんどで、
      まったく予備知識なく美術展にふらりと入り数枚の絵に
      一目ぼれするというのは初めての体験でした。ターナー
      の描いた水彩画にまさに一目ぼれしてその前を動けなく
      なったのです。その日帰ってすぐネットで調べたところ
      有名なあの自画像がぱっと目につき、わーかっこいいと
      これでもうターナーは私にとって最も好きな画家になり
      ました。

      ターナーの生まれた1775年というのはフランス革命
      よりも前であり、19世紀初めナポレオンの帝政時代に
      ロイヤルアカデミーの正会員になって栄光の道を歩んで
      いたというのも後から知って驚きました。最初に見た水
      彩画の印象でもっとずっと近代、私達に近い年代の人と
      思っていたからです。またちょうど300年前の1475
      年にはイタリアでミケランジェロ、メディチ家出身の教皇
      レオ10世、チェーザレ・ボルジアの3人が生まれていて
      75年という年に生まれると世紀末から次の世紀に20代
      になり、特出した人間が生まれやすい年かもしれないと
      思いました。

      水彩画と自画像に一目ぼれし(自画像は実はかなり美化さ
      れていて、他の人が描いた絵とはかなり違っているけど)
      大ファンになったので、去年の秋の「ターナー展」では
      自分が何度も行ったのはもちろん、他の人を熱心に誘った
      り行くように勧めるという布教活動もかなりしていました。
      これも自分にとって初めての経験で、こんなにしつこくこ
      だわった人は画家には他にいません。

      ターナーは若くしてロイヤルアカデミーの正会員となり、
      画家としてはきわめて順調で栄光の道を歩んでいましたが
      家庭環境は複雑でその生涯は孤独の影がつきまとっていま
      した。ターナーの母はもともと鬱の気質があり、彼の妹が
      幼くして亡くなってからはますますそれが激しく子供の世
      話もできなくなって親戚の家にしばらく預けられたほどで
      す。結局彼の母は精神病院で亡くなっています。理髪師を
      していた父は息子をとても誇りにしていましたが、満たさ
      れない寂しさというのは相当なものだったと思います。で
      もそうした孤独や母の激しい気質を持っていたからこそ、
      彼は認められて満足するのではなく生涯芸術を追求した
      その生き方にも深く感動しています。
      ステラ * 美術展 * 11:25 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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