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    「天の囚人」第3章

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      JUGEMテーマ:読書

      「天の囚人」、第3章まで読み終わりました。第2章の
      途中で挫折して長い間放置していた英語の本、この章
      はかなりいいペースで読めました(笑)第2章は暗い牢獄
      の場面が多かったのですが、第3章はある人物が脱獄
      していろいろな人と関わり、すでに読んだ本の登場人物
      に関係する謎が次々と出てくるのでおもしろくてどんどん
      読めるのです。自分も含めて英語版で読み始めても第2章
      の牢獄場面で挫折した人に、ここを抜ければとってもおもし
      ろくなるから頑張ってと言いたいです(笑)

      「風の影」「天使のゲーム」でもそうだったのですが、この
      作者の本は後半から展開がスピーディーになり謎が謎を
      呼んでページをめくるのが早くなります。本を読む楽しみ
      というのを存分に味わえます。そして読むのに苦労した
      第2章の牢獄編ですが、ここはもし日本語訳だったらかな
      り読み飛ばしていたと思います。正直あんまり楽しい場面
      ではないからです。でも英語だと意味のわからない単語は
      とりあえず調べてみて、こんな意味かとギョッとして文章に
      あてはめるから細かく丁寧に読むことになります。牢獄で
      の生活がリアルに想像でき、怖いと思いながらもその印象
      は心に深く刻まれます。前世で牢獄体験があるからその
      場面にこだわってしまうのか、そういう小説ばかり読んで
      いるからヒプノセラピーの誘導ですぐ牢獄をイメージしてし
      まうのか、とにかくこの本の2章を英語で読んだことで牢獄
      についてはかなり詳しく臭いまでも想像できるようになり
      ました。本を読んでの印象の強さはこのシリーズと同じく
      スペイン人作家のミゲル・デリーベス「異端者」私にとっては
      これ以上の本はありません。

      この先少しネタバレします。

      牢獄にいたFは作家のMと仲良くなり脱獄に成功しますが、
      その過程は非常に厳しいものでした。その後はいい人に
      めぐりあって助けられ、またFらしくちゃっかり若い女の子と
      仲良くなったりもします(笑)そしてMの弁護士だった男と会い
      その事務所で働く中でMの状況や彼にまつわる陰謀を聞き
      それはまたDの母Iにも深く関わるものでした。

      前の2作でF、M、Dなど主要登場人物はたやすく想像でき
      感情移入しやすいです。Fについてはそんな状態で女の子と
      仲良くして大丈夫なの?と突っ込み入れたくなりましたが(笑)
      そして理性を失いながらも小説を書こうとするMのすさまじさ、
      このように書かれたものだからあの小説は辻褄が合ってなか
      ったのかと納得してしまい、そもそも全てがフィクションなのに
      納得してしまうなんてと、まんまと作者の罠にはまりました。
      英語でありながらも本を読む楽しさを教えてくれた貴重な本
      です。
      ステラ * 洋書 * 10:48 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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