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    「天の囚人」第5章

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      JUGEMテーマ:読書

      「天の囚人」第5章を読み終わりました。これでこの英語の本
      について最後まで読んだことになります。途中挫折して長く
      放置してたけど(笑)最後まで辿りついたことで、他の外国語
      の本も読めるようになるかもしれないと希望が見えてきました。

      外国語の本を読むというのは時間もかかるし面倒だけど、日本
      語だとつまらない部分や読むのが辛い内容のところはざっと読
      飛ばすのにそれができない、1つ1つの言葉を丁寧に辿るので
      強烈な印象が残るというメリットもあります。この本の特に第2章
      で牢獄についてかなり詳しくイメージできるようになりました。若
      い時や日本語で書かれていたらきっと見ないようにしたり、さっと
      通り過ぎたであろう内容を深く受け止めることができた、本を読む
      ということは人との出会いと同じように自分がどのような状況で
      出会ったかでかなり違ってくると思いました。

      この先少しネタバレがあります。

      第5章はとっても穏やかに話しが進んでいきます。Fの結婚が決
      まって婚約者のBがドレスの試着をしたり、Fの独身最後の夜の
      パーティーを行ったりしています。ヨーロッパでは結婚式だけでなく
      その前日も派手なパーティーを行うのでしょうか?しかも主役が
      音楽や女性が大好きなFなのでおおいに盛り上がって普段まじめ
      なDのお父さんまでもが酔っぱらってダンスを楽しんだりしています。

      そうした華やかな場面の後、最後にDについてのドキリとする場面が
      あって、この本は終わりとなります。結局あの人はどうなったの?
      前の2作との関係は?・・・疑問が次々と浮かんできました。4部作の
      3作目なので、前の2作と絡んでああそうか、ここはこういう意味だっ
      たのかとすんなり納得する部分と、結局あの人はどうなったのよ!
      とすごく気になる部分があるのです。そして主人公Dが結構自分の
      感情にまかせて大胆な行動をとるタイプなので4作目でもきっと事件
      に巻き込まれるに決まっている(笑)読み終わってすぐから4作目が
      気になってしかたありません。そしてこのシリーズは4冊の本に分か
      れていてそれぞれ独立した小説としても読めるけど、均等に分かれて
      いるのではなく、他の本と関わることが書かれていたりしてジグソー
      パズルのように複雑に絡み合っています。小説を書く時はただ時間
      の流れにそってわかりやすく出来事を書くのではなく、時には読者
      を混乱させることが必要なのかもしれません。

      同じ時代に生きる作家で出版をリアルタイムで待ちながらこんなにおも
      しろい本が読めるということはとても幸せなことだとあらためて思いました。
      ステラ * 洋書 * 10:26 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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