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    ルネサンスの歴史(3)

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      JUGEMテーマ:読書

      「ルネサンスの歴史」下巻の途中まで読みました。数年前購入した
      時は、あまりの辛口毒舌に部分的に読んだだけでやめてしまった問題
      の下巻ですが(笑)今回は思いのほかすんなり読めました。そして
      宗教改革がどのようなものだったか理解できました。本を読むには
      タイミングが大事で、この数年の間にルネサンス関係の本はかなり読
      んできて、その時代が華やかな文化だけでない残酷で混沌とした時代
      だったというのがわかってきたからだと思います。

      同じ宗教関係の人物でも2千年前のイエス・キリストや12使徒など
      は伝説に包まれているのに比べ、ルネサンスや宗教改革の時代になる
      とある程度生涯の記録や著書が残っているので現実的です。そうした
      現実的な宗教改革の人、ルターやカルヴァンなどについて、この本は
      さらに一歩進んで週刊誌的に実生活(子だくさんだったとかどんな病気
      を持っていたのかなど)細かく書いてありました。こういう本は信仰心
      を持った人だと反発を感じるかもしれませんが、私にとってはわかりや
      すく、宗教改革が歴史に与えた影響などがよく理解できました。

      以下、本のまとめと言うよりも本を読んで考えたことです。

      カトリックが教会、教皇、修道会など組織的に発展してきたのに比べ
      プロテスタントは聖書を中心に神と直接対話しようとしている。カトリ
      ックの教会だと必ず聖遺物があるがそうしたものがプロテスタントの
      教会にはなく、また聖職者の結婚も認められている。ルターもカルヴァン
      も神の予定調和説をとっていて、あらかじめ救われる者は決まっているが
      自分が救われると信じて仕事に励むことが大切である。この考えによって
      資本主義は発展し、アメリカ大陸は開拓されたが、ルターはユダヤ人を
      憎んで魔女狩りなども積極的に行っていたし、カルヴァンも反対者は徹底的
      に弾圧した、自分が救われると信じているから他の宗教や民族の者に対して
      情け容赦なく、それがユダヤ人の虐殺や今日の経済格差、宗教問題にもつな
      がっているのではないか、そんなことを思いました。今、資本主義の考えだ
      けでは解決できない社会問題があり(子供の貧困や福祉、最貧国をどう援助
      するかなど)世界に目を向ければ宗教の違いによる対立があります。今日の
      問題を考えるのに、混沌とした時代に生まれたたくさんの天才、思想家の
      生き方がヒントになるのではと思いました。
      ステラ * 読書 * 18:30 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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