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    ヴァチカン教皇庁図書館展

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      JUGEMテーマ:展覧会

      「ヴァチカン教皇庁図書館展」というものを見てきました。
      これは水道橋にある(私は飯田橋から歩いた)印刷博物館
      で4月25日から7月12日までやっています。あんまり
      宣伝とかされていないのですが、友人に教えられて見に行き
      ました。

      図書館展なので基本的に本や出版物の展示です。でもヴァチカン
      内部が映像で見られたりとなかなか楽しめました。何よりも大きく
      て重そうなたくさんの本に圧倒されました。ルネサンス期は印刷
      技術が発明されましたが、それでも当時本は貴重品で裕福な知識人
      であっても一生の間に読める本は限られていたと思います。それだ
      けに同じ本を繰り返し読み、その本の内容はもちろんのこと字体や
      挿絵、どの言語で書かれていたか、本の重さや表紙の色や手触り
      などその本に関わるすべてのことが記憶に刷り込まれたのではない
      かと思いました。挿絵のところにはボッティチェリ、デューラーと
      いった有名な画家の名前もチラホラ出てきて、当然ながら白黒の線
      だけでもものすごくうまく迫力がありました。ダンテの「神曲」な
      どは何種類もあって、あの当時から多くの人に読まれていたのだな
      とあらためて思いました。

      500年前に作られた本は、印刷されたものであっても、大きさや
      重さ(持ちあげたわけではないけど)が今の本とは全然違って圧倒的
      な存在感がありました。当時本を出したことで地位や名誉や仕事を得
      られた人もいれば本を書いたために異端者として殺された人もいる、
      1冊の本に因って著者の人生が大きく変わることもよくありました。
      読むほうも書く方も真剣勝負、場合によっては殺される危険もある中
      それでも自分の思想をまとめて出版し世の中に問わずにはいられなか
      った人の気持ちが伝わってきて、見ているうちにクラクラしてきまし
      た。中にはヘルメス選書のような本もあって、このような本が教皇庁
      の図書館にあっていいのだろうか、こういう本をどんな人が読んだの
      だろうか、いろいろなことを考えてしまいました。ルネサンス期の本
      に圧倒されてその後の日本と関係のある資料はざっと見ただけで帰り
      ました。本の持つエネルギーや力を強く感じた展示会でした。エネル
      ギーや思い入れを吸収し過ぎてフラフラになりましたが・・・
      ステラ * 美術展 * 17:16 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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