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    天使と悪魔

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      JUGEMテーマ:映画

       

      「ダヴィンチ・コード」に続いて「天使と悪魔」も

      テレビで見ました。この作品も何度か見てストーリー

      はよく知っているのですが、やっぱりテレビで放映さ

      れると全部見てしまいました。

       

      以下ネタバレと妄想が満載の感想です。

       

      原作ではこの作品の方が先に出版されていたようです。

      映画公開が「ダヴィンチ・コード」が先だったのは、この

      作品の方がヴァチカンの聖職者が直接出てくるからでしょ

      うか?「チェーザレ」のおかげでヴァチカンの聖職者の様子

      にはすっかり詳しくなっていたので、服装や図書館、礼拝堂

      など興味深く見ました。コンクラーベ(教皇選挙)や服装

      聖職者の階級などがチェーザレの時代とほとんど変わって

      ないのがびっくりです。重要な役割を果たしているカメルレ

      ンゴ(教皇秘書、教皇が亡くなった時は一時的に統率権も

      持つ)あのラファエーレ・リアーリオは何度もやっていた

      ようです。この人は結局カメルレンゴ止まりで1度も教皇に

      はなっていませんが(笑)

       

      チェーザレの漫画やドラマでルネサンス期の教皇庁の乱れや

      陰謀はよく知っているので(笑)位の高い聖職者に隠し子が

      いたとか内部に暗殺者がいるとか聞いても全然驚かないです。

      そしてこの作品は結構衝撃的なシーンもあって初めて見た時

      にはトラウマになるほどでしたが、今回はわりと平気で見て

      いました。残酷さや衝撃的な出来事はフィクションだったり

      自分に影響なければ慣れてしまう、きっと中世やルネサンス

      期の人間の感覚も似たようなものだったのでしょう。人の死

      を見ることが日常的にあったあの時代、死は身近でありふれた

      ものになる、その恐怖から逃れるために宗教は今よりもずっと

      大きな意味を持っていました。

       

      「天使と悪魔」では宗教と科学者の対立が大きなテーマにな

      っていました。ガリレオは宗教裁判にかけられてはいたけど

      実際に殺されたわけではなく、処刑されたのはジョルダーノ

      ブルーノの方で、でも彼は科学者ではなく詩人で哲学者、実際

      に天体観測をして地動説を唱えたのではなく本を読み頭の中

      で組み立てて新しい学説を作り、影響を受けたのはヘルメス

      主義や記憶術など魔術系の書物、単純に宗教と科学の対立とは

      割り切れない時代なのにと思いましたが、映画や小説にする

      にはわかりやすいガリレオを出した方が都合がいいのでしょう。

       

      ルネサンス期に医者で神学者でもあったミゲル・セルベートと

      いう人がいます。この人は科学者として理性的に宗教を考えた

      のでしょう。三位一体説を批判して新旧両陣営から憎まれ、結局

      新教側の指導者によって処刑されています。政治や宗教の指導者

      は天使にも悪魔にもなりうると思いました。

      ステラ * 映画 * 21:32 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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